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誰の為の介護か | 武田流心くばり介護道/介護傾聴師養成講座ブログ「最上級の介護サービスとは」

誰の為の介護か
「最上級の介護」とは何か、とあらためて考えてみました。私たちは誰しもがいずれ年老いていきます。その時残り少ない人生をどのように過ごしていくのかなど、考える時間が果たしてあるのでしょうか?今まで自分で決めていたことが自分だけの問題ではなくなり、家族や周りの方の想い、意見が先行するのではないでしょうか。
先日知り合いのお一人暮らしの高齢者が緊急入院することになった時のことです。
ケアマネージャーの存在がこの時ほど有り難かった、と知り合いはおっしゃっていました。受け入れ先の病院が見つからない状態の時、ケアマネージャーさんの知り合いの病院に入院の手はずを取ってくれて、その後退院してもお一人暮らしでは、また具合が悪くなってしまったら、ご家族が行ったり来たりとご苦労になるから、ご家族にとって一番ケアし易いのはどうしたら良いか、ご家族が安心できる一時ステイ先を見つけ、病院との連携を取る方向に的確に提案してくれました。
ケアマネージャーなら、自分のご利用者に対して当たり前のことだと思うかもしれません。しかし短時間で的確に動くことができるのは、ご利用者やご家族の生活状況を把握していることや、どのような事態になっても、誰もが無理をせずいつもの生活が奪われないように、と考えて実行に移していくことは、経験だけでなく思いやりとプロ意識が育たなくてはできないことです。「最上級の介護」とは、ご利用者さんに対してだけ行うことではないのです。高齢者を取り巻く環境の中にいる人たちの最善をも含めて、最高に知恵を絞っていくことだと感じました。これからは介護者より高齢者が増えていく中で、どこに目を向けてサービスを提供していくかが「最上級の介護」となるのではないでしょうか。
堺野 幸枝

堺野 幸枝 (さかいの さちえ)
武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座
師範・教授格
NPO/特定非営利活動法人
日本エイジング・アドバイザー協会 理事
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
エイジング・アドバイザー®
認定エグゼクティブ・コーチ
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