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キャリア・アップを目指して | 武田流心くばり介護道/介護傾聴師養成講座ブログ「最上級の介護サービスとは」

キャリア・アップを目指して
最近介護職に従事する方に中高年の男性が多く見られるようになった気がします。
実際に現役退職後、介護職に応募してくる中高年の男性は増えました。施設も万年人手不足なので、ご本人の働く意欲を見て採用しますが、1割から2割位の人しか長く続かないそうです。なぜなら生活に密着している介護職は、やればどうにかなるという軽い考えを持って応募してくる方が多いからではないでしょうか。
先日中高年で初めて介護職を希望する方々の講習がありましたが、集まった方は男性が過半数を超えていました。なぜ介護職に就きたいのか何人かの方に伺ってみましたら、「将来家族に介護が必要になった時役立つ」「親を介護した経験から」「今資格を取ってすぐ活かせる仕事は介護だから」「年がいっていても働けるから」と様々なお気持ちでした。介護に従事する方々は心優しい方です。理由をいろいろおっしゃってもお気持ちは温かい方ばかりです。嬉しい思いでいっぱいでした。
しかし、現場で働くには少々手厳しい先輩職員の声もあります。
「敬語が全く使えない」「きめ細やかに対処できない」「一つの事しか気が付かない」
「ご利用者さんがどうしても男性の職員では嫌だとおっしゃる。」「動きが鈍く、なかなか業務を覚えない」「命をお預かりしている意識がない」と受け入れる側も大変です。
これらのことから介護職に従事したいと思う人の心構えから入っていくことが必要ではないかと思いました。そこで私が尊敬しているケアマネージャーに、中高年が第二の人生に介護職を選んで飛び込んでいく心構えを伺いました。
彼女曰く、敬語は誰に対しても直ぐ出て来なくてはいけませんし、若い職員と仕事のスピードを合わせることも大切です。生活に密着している仕事とはいえ、現役の頃と違った職場と人間関係、初めての仕事を覚える切迫感と緊張感ばかりが先行してしまい、まごまご、オロオロしながらの業務はとてもまわりのスピードについて行かれません。そうすると仕事を教える側も自分の業務に差支えてきてしまいます。「命を預かる」現場において自分の業務以外に手を取られることは、緊急時に対応が遅れたり、対処出来なくなったりします。ご利用者に一番迷惑をかけることになりますね。高齢者は何もできないという先入観を持つこともいけないことです。また、人に指図されずに動かなくてはいけません。ひとつの事をやりながら違う所に目配りさせて、ご利用者とは会話している等は日常茶飯事です。最低でもこれらのことが当たり前にできると介護職としての将来が見えてきす。
現場の厳しさが見えるような話しでしたが、最後に励ましてもくださいました。それは、中高年には若い人ではできない入居者さんとの会話力があります。お互いに季節や歴史の話をすると共感できる強みや、人と接する時の気配りや心配りも持ち合わせているのですから、スピード感を持った仕事を覚えると最高に素晴らしい介護職員として重宝されます。
これらの言葉を真摯に受け入れ、こころざした介護職を天職にしてください。
堺野 幸枝

堺野 幸枝 (さかいの さちえ)
武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座
師範・教授格
NPO/特定非営利活動法人
日本エイジング・アドバイザー協会 理事
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
認定キャリア・コンサルタント
認定エグゼクティブ・コーチ
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