介護福祉サービス系資格を取得 生活・仕事・転職で活用。介護福祉/高齢者ビジネスに新規参入/事業化/起業化/開業を目指す。

ネバーギブアップ | 武田流心くばり介護道/介護傾聴師養成講座ブログ「最上級の介護サービスとは」

ネバーギブアップ
「今日が最後のお仕事です、短い間でしたけどお世話になりました。」一人の若い職員が現場を去りました。「ここを辞めてどんなお仕事をするの」と言う私の問いかけに、「ここで介護の仕事を1年頑張りました。ここでの経験を活かして高齢者や障害を持った方々のお役に立つ仕事をやりたいと思っています」と言って職場を後にしました。
コーヒーを飲みながら幾人かのご入居者が、このやり取りを聞いていらっしゃいました。「とってもいい子でしたね。よくお世話をしてもらいましたわ」とおっしゃる方と、「1年で仕事のどんなことがわかるのかね、私等の若い頃は石の上にも3年って言われたし、達磨大師なんか面壁9年だよ。『根気』っていう言葉を知らないのかね。」と耳の痛いお言葉を発していらっしゃる方もいました。おっしゃる通りキャリアアップと称して仕事は次々に替えられる時代になりました。夢があるからと言っても、それが実現する前にあきらめてしまっている若者が多いのも現実です。 仕事は3年くらいでは一人前にはなりません。「守破離の法則」というのがあります。「守」は師匠のやることを忠実に真似る。「破」は真似た後自分のやり方を加える。「離」は自分のやり方を工夫して確立させていく。この一連の事を熟していくと15年はかかります。15年経つと中間管理職という所でしょうか。後進を育てていく年齢になります。私はこの話を新入社員研修の時に夢と希望を持っている若い社員に話します。一つの仕事をあきらめないでほしいのです。あきらめなければ必ず欲しい物を手に入れることができるからです。若いということは希望がありますが、辛いことも多いのです。辛い種蒔きをしましょう。喜びながら刈り取るときが必ずやってきます。 種蒔きをしないで、刈り取りだけしたいなんて都合のよい話はありません。「ラッキー」「棚からぼたもち」たとえあったとしても、何もしない人間はそれを有意義に使うことは出来ません。そのことを一番よく知っているのは、人生の経験を重ねてきたご入居者の方々です。日本人が本来持っている根気強さが日本をここまでの経済大国にしてきたのです。自分が選んだ仕事を途中であきらめないで続けてください。まず自分の仕事の小さな種を蒔き続けましょう。収穫の喜びは人生の輝きとなっていきますよ。
堺野 幸枝

堺野 幸枝 (さかいの さちえ)
武田流心くばり介護道®/介護傾聴師®養成講座
師範・教授格
NPO/特定非営利活動法人
日本エイジング・アドバイザー協会 理事
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®/
認定キャリア・コンサルタント
認定エグゼクティブ・コーチ
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